
賃貸で暮らされている方は、
「賃貸とマイホームではぶっちゃけ一体どっちがいいのか?」
という疑問をお持ちだと思いますが、単純に金銭的な比較だけで申し上げると賃貸の方が生活は楽だと思います。
建築費だけじゃなく造成費や外構費も値上がりした現在は、マイホームを持つとなると4000万円前後の総予算となり、そうなれば40年返済で借りた場合10〜11万円もの返済金額となり、(ボーナスなしのベタ払いの場合です)確実に賃貸で払っている費用より負担が増えるからです。
賃貸だと新しい物件に住んでいるとしても駐車場も入れた家賃は8万円ぐらいまでですもんね。
かつ、マイホームを持てば固定資産税も必要となるし、(徳島市内の一部地域は都市計画税も)火災保険の支払い負担も増えるし、やがて訪れるメンテナンスのための積み立てもしていった方がいいですしね。
そんなわけで、単純に出ていくお金のことだけで比較してみると「賃貸でいる方がいい」ということになるのですが、個人的にはマイホームは負担を上げてでも持つだけの価値があると思っているので、今回はその価値についてお伝えしていきたいと思います。
暮らしの「質」
まずお伝えしたいことが、マイホームでの暮らしと賃貸での暮らしでは「質」が全く違うということです。
例えば、音の問題。賃貸では常に隣、上下階の住人に対して常に音の配慮をしなければいけないのに対し、マイホームを持てば、その心配をする必要がありません。
また、比較的新しい賃貸ではこれはないかもしれませんが、古い賃貸の場合結露に悩まされている方がいらっしゃると思います。そしてマイホームを持てばこの問題も一気に解決します。
さらに、音問題ほどではないにせよ子供たちを外で遊ばせたいと思っても、駐車場と庭を兼ねて作っている賃貸ではそう気軽に出来ないという悩みもあるのではないでしょうか。これに関してもマイホームを持てばプライベートな庭が出来るので、子供たちものびのび遊ぶことが出来るようになりますよね。
この他、収納が少ないことによって家が片付かないという悩みがあったり、部屋が潰れてしまうという賃貸ならでは、の悩みを抱えている方も決して少なくないと思いますが、思い通りに間取りをつくることが出来るマイホームでは、その悩みもきっと一瞬で解決するでしょう。
このように暮らしの「質」が爆上がりするのがマイホームの最大の利点なのですが、これ以外にも一戸建てのマイホームしかやることが出来ない大きな大きな価値があります。
電気料金を軽減する手段
それは、太陽光発電が設置出来る唯一の手段が一戸建てのマイホームだということです。
賃貸はもちろん、マイホームを持つにしても分譲マンションではつけたくてもつけられませんからね。かつ、賃貸や分譲マンションは太陽光発電だけじゃなく蓄電池もつけられないし、電気自動車の充電コンセントもつけられませんしね。
原発はおろか、火力発電まで制限されていっているため、今後はますます電気料金が値上がりする可能性が高く、そうなれば住宅ローンの返済負担増なんて比べ物にならないぐらい家計を圧迫する要因となるのがこの電気料金ですからね。
そんなわけで、今後考えられる脱炭素社会の皺寄せをモロにくらわないためにも太陽光発電の設置が出来る一戸建てのマイホームをオススメしているというわけです。電気料金は住宅ローンと違って支払いが終わることがないし、実際の屋根に合わせて試算してみると太陽光発電をつけたがどうかでローン返済期間中だけでも600〜700万円ぐらい出費に差が生まれますしね。
いかがでしたか?
この他、住宅ローンを組めば必然的にもしものことがあった場合、ローンの残債がゼロになる生命保険にも加入することになります。ゆえ、これを機に生命保険を見直していただければその分は家計負担も楽になると思うので、この点も考慮していただくといいかと思います。
以上、マイホームを持つかどうか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
それでは、、、
追良瀬