今や住宅ローン控除の適用条件がZEHもしくは長期優良住宅の断熱性能を有することが基本となりましたが、この水準で家を建てれば驚くほど快適な環境のもと暮らすことが出来るようになります。
厳しい暑さの夏にせよ、厳しい寒さの冬にせよ外気の影響をあまり受けにくくなる上、冷暖房機器もよく効くようになるし、室内の空気も外に漏れにくくなるからです。
また、躯体性能と共に冷暖房機器そのものの性能も上がったこともあり、エアコンから放たれる音も静かになりその点においても快適さが増しているのではないでしょうか。(躯体そのものの断熱性能が低いとエアコンが全力で働かざるを得ないため必然的に音がうるさくなりますからね)
つまり、これから家を建てる方はこのような暮らしを当たり前のように手に入れていただけるわけですが、これに加えてお金のかからないある工夫をすればさらにこの快適な居住空間を手にしていただくことが出来るようになります。
その工夫とは「平屋」にすることです。
平屋にするとより快適になる理由は、上下階に温度差が生じないからです。
暖かい空気は軽いことから2階に逃げるし、逆に冷たい空気は重いことから1階に逃げるため、2階建ての場合その上下階の温度差を無くすためには強制的に空気を循環させるしかなくそのためには高価な空調システムが必要になりますからね。
✔️電気製品の弱点
高価な空調システムが驚くほど快適な暮らしをアシストしてくれることは疑いようのない事実だと思いますが、1台の冷暖房機器を動かしその空気を家全体に送る空調システムにも電化製品ならでは、の故障時どうなるのか?という弱点があります。
仮に真夏に機械が故障し修理をお願いするも「最短でも1週間はかかります」なんて言われた時には一体どうなるでしょうか。あるいは床下に設置した空調システムが大雨による床下浸水によってクソ暑い真夏に壊れようものならそしてその修理に「最短でも2週間はかかります」と言われた時に、一体どうなるでしょうか。
たとえ高性能住宅とはいえ、そんな環境のもとでは暮らすことは出来ないと思います。
そんなわけで個人的には冷暖房機器はそれぞれの部屋を個別で稼働させるエアコンで十分だと考えています。高性能であることが基準であれば、平屋にしておけばリビングのエアコンを日中太陽光発電によって発電される電気によって稼働しておくだけで、家全体に空気が行き届きどこで居ても快適に過ごしていただけるし、もしそのエアコンが故障した場合でも、それぞれの部屋に設置したエアコンを動かすようにすれば故障期間中も不快に感じることなく過ごしていただけますしね。もちろん、故障時の修理代に関してもそれなりに差が生じるでしょうしね。
というわけで、これも平屋にすることの大きなメリットだと思うので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
あっ、そうそう。平屋にすることを「お金のかからない工夫」だと冒頭でお伝えさせていただきましたが、この理由は、平屋にすれば階段をはじめとした2階建てでは必要なものの多くがいらなくなり結果、面積が小さくなることで同じくらいかあるいは安く建てられるから、です。
それでは、、、
追良瀬

