今日は夏のお庭(冬以外ずっとかな?)に必ず現れる
蚊とその対策についてご紹介します。
正直、蚊、要らないですよね。
生態系とか蚊の役割とかいろいろあるだろうから
本気で撲滅して欲しいとは思いませんが(思っても無理だけど)
耳元でプ~ンと鳴った途端に条件反射で手が出ますし、見つけると問答無用でパチンです。
せめて血を吸った後に痒みが伴わなければ良いのに。。。
日本のお庭でよく見かけるのはヒトスジシマカ(ヤブ蚊)とイエカだそうです。
発生時期はヒトスジシマカが4月~10月頃でイエカは3月~11月頃。
ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)は昼から夕方にかけて、イエカは夕方から夜にかけて活動的になるそうです。
蚊は水中に卵を産みボウフラとして幼虫時代を過ごすので、この時に駆除するのが効果的。
植木鉢の受け皿などにお水が溜まっていたらこまめに捨てましょう。
タイルやレンガで蚊や虫を居づらくする

蚊や虫は草木や水の多い場所を好みます。
そのため床や塀にタイルやレンガを使用し、土や湿気のある場所を減らしましょう。
雑草対策にもなるためお庭の管理も容易になります。
その際何を選ぶかがとても大事なので気を付けてください。
タイルは材質によって滑りやすく、水勾配がきちんと取れていないと水溜まりの原因にもなります。
材質をしっかりと確認し、水を通す透水性タイプを選択するなどしましょう。
LED照明

防犯上、景観上ほしい照明ですが
白熱球や屋外の蛍光灯に多く含まれる紫外線には虫が集まりやすい特徴があります。
新しく照明を設置する際はぜひLED照明を選択してください。
虫や蚊が寄り付きにくく、夜間のおうち時間を虫に邪魔されることも減るでしょう。
雑草を放置しない

草花を植えていたり、芝生や雑草が生い茂っているお庭は蚊の隠れ家になりやすいので要注意。
草花は蚊が隠れにくいように風通しがよくなるように植え、芝生は短く刈り取りましょう。
また、雑草をこまめに取り除くのも大切です。
落ち葉溜まりも虫に取って過ごしやすい環境となるので、こまめに掃除をしましょう。
ハーブを利用する

虫除け効果のある植物で香りや見た目を楽しむこともできます。
シトロネラールやシトラールの成分は蚊が特に嫌がります。
ハーブ系の植物は身体に優しく、管理も楽なものが多いのでおすすめです。
■独特の香りを持つ「ローズマリー」
■蚊対策として有効な「ゼラニウム(蚊連草)」
■料理に活用できる「レモングラス」
一口にハーブといっても、葉の大きさや形は様々です。
植えるのに適した場所が異なり、種類によっては雑草並みに厄介な品種もあるため事前に特性をきちんと把握しましょう。
店頭に行けば蚊対策の商品はたくさん売っていますが、ご自宅で出来る対策もいろいろあります。
まだまだ蚊とは長い付き合いになると思うので科学の力も頼りつつ、出来ることを取り入れてみてください。